協和キリン健康保険組合

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ABC検診(胃がんリスク層別化検査)とは?(ピロリ菌除菌費用)

POINT
ABC検診(胃がんリスク層別化検査)とはどんな検査?
胃がんのリスクを調べる検査で胃がんそのものを見つける検査ではありません。
胃粘膜の萎縮(老化度)の状態を調べるペプシノゲン検査と胃潰瘍や胃がんなどの主な原因と考えられているヘリコバクター・ピロリ菌の抗体検査を組み合わせて、胃の健康度を判定する検査です。
血液検査で行い、A・B・C・D群の4つに分類します。

ABC検診(胃がんリスク層別化検査)判定結果と胃がんの危険度

検査項目・事項 ABC検診
A群 B群 C群 D群 E群・G群
(判定不確定群)
ピロリ菌
(HP)抗体
基準値・感
染の有無
陰性(-) 陽性(+) 陽性(+) 陰性(-) 問診(既往等)により判定が確定できない方
  • ※胃切除された方、ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方などは、検査をしても正確な判定ができないため
ペプシノゲン
(PG)値
胃の萎縮
状態
陰性(-) 陰性(-) 陽性(+) 陽性(+)
胃の状態 胃粘膜委縮なし 胃粘膜萎縮 
軽度
胃粘膜萎縮進んでいる 胃粘膜萎縮 
高度
胃がんの危険度 きわめて低い あり 高い きわめて高い
1年間の胃がんの
発生頻度
ほぼゼロ 1,000人に1人 500人に1人 80人に1人

※2017年4月以降、ABC検診においてピロリ菌の判定基準が変わりました。

A群 健康な胃粘膜です。胃の病気になる可能性は低いと考えられます。
ただし、定期的な受診は必要です。
また、自覚症状がある場合は、胃内視鏡検査の受診をお勧めします。
B群 少し弱った胃粘膜です。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気に注意しましょう。
ピロリ菌に感染していますので、胃内視鏡検査を受診後、除菌をお勧めします。
C群 弱った胃粘膜です。
胃がんなどの病気になりやすいタイプです。
ピロリ菌に感染していますので、胃内視鏡検査を受診後、除菌をお勧めします。
D群 かなり弱った胃粘膜です。
胃がんなどの病気になるリスクがあります。定期的な胃内視鏡検査をお勧めします。
また、胃粘膜の萎縮が進みすぎてピロリ菌がすめない状態です。
ピロリ菌の感染の有無については他の方法で検査し、ピロリ菌の感染がわかった場合は除菌について医師とご相談のうえ、除菌をお勧めします。
参考:GHN:Gastro-Health Now(認定NPO法人 日本胃がん予知・診断・治療研究機構 機関紙

ABC検診(胃がんリスク層別化検査)の実施方法

※2018年度から、ABC検診(胃がんリスク層別化検査)が実施できない医療機関でピロリ菌検査およびペプシノゲン検査ができる医療機関であれば、受診できるようになりました。

対象年齢
  • 初年度
原則、40歳以上の被保険者全員(任継者を除く)
  • ※ABC検診を希望しない方は、未実施でも可
次年度以降 新40歳および40歳以上の未実施者(被保険者)
実施方法 集団検診 ①ABC検診の単独実施は可。
(イーウェル健診や人間ドックを定期健診の代用とする場合でABC検診を実施していない場合)
②該当年度にABC検診未実施の希望者
ABC検診費用   全額健保負担
胃部検査
<頻度・目安>
A群

A・B・C群の方も、定期的な胃内視鏡検査をお勧めします。
胃内視鏡検査の受診の頻度については、医療機関にご相談ください。
なお、自覚症状がある場合は早めに医療機関を受診し検査をお受けください。

B群
C群
D群 D群は、胃がんのリスクが高いので毎年の胃内視鏡検査をお勧めします。
事後フォロー
<費用負担>
ピロリ菌
除菌
胃の所見
あり
保険診療
胃の所見
なし
自費の場合(1回のみ7割健保補助)
「ピロリ菌除菌の補助」は「手続き」を参照ください。
胃部精密検査
(胃内視鏡検査)
保険診療

*定期健診とあわせて行う胃部検査については、任意での受診が可能です。

ABC検診(胃がんリスク層別化検査)の対象外となる方(判定不能)

以下の方々は、ABC検診を受診しても正確な判定結果がでないため、対象外となります。
胃部検査については、医師と相談のうえ定期的な受診をお勧めします。

ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
食道、胃、十二指腸の疾患が強く疑われるような自覚症状がある方
食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治療を受けている方
胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬※)を飲んでいる方(薬を服用中もしくは2か月以内に服用していた方)
(プロトンポンプ阻害薬※:オメプラール、タケプロン、パリエット、ネキシウムなど)
胃の切除手術を受けたことがある方
腎不全または腎機能障害がある方(目安:クレアチニン値3mg/dl以上)

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